「Kids日本画教室」開設にいたるまでのこと。
日本画というものはどうやらあまり周知されていない分野のようです。
「え?水墨画?」「水彩と違うの?」・・・「うーん、違う訳ではないのだけど・・・」
また実際に日本画を目にしても、「油絵とどう違うの?」なんていう声もあります。
たしかに、ぱっと見ただけではあまりその違いはわかりませんね。
「材料が違うだけ」というのは簡単ですが、日本画の面白さはなかなか伝えにくいものです。
子どもはみな、好奇心旺盛な人たちです。私の子供は、私が胡粉団子を作っていると、
面白そうに興味津々で見ていました。
膠を煮ていたら、お料理を作っているのかと思ったそうです。
多くの絵具のビンを、好きな色を選び出して、並べてみたり。
スケッチをしていると、一緒に描きたがったり。
このホームページを作成した当時、小学校低学年だった子供も中学生になりました。
学校の美術史で、国宝級の名画は知ることでしょうが、
今現在の、生きた日本画をもっと身近に感じて欲しい・・・
せっかく日本人として生まれてきたのですから・・・
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参考資料 (執筆者・編集) (発行) 「よみがえる日本画-伝統と継承・1000年の知恵」 東京芸術大学大学院美術研究科
文化財保存学日本画研究室 編東京芸術大学大学美術館協力会 「日本画を学ぶ」 京都造形芸術大学 (株)角川書店 「日本画の技法」 吉岡堅二・福田豊四郎
東山魁夷・上村松篁・橋本明治(株)美術出版社 「材料と表現 日本画」 美術手帖増刊号編集部編 (株)美術出版社 「色の名前」 近江源太郎/ネイチャー・プロ編集室 (株)角川書店